2016年6月29日水曜日

FusionPCBに基板を発注した話

サークルで超小規模な基板を発注することになったので海外に発注してみた。価格重視でseeedのやってるFusionPCBを選択。スイッチサイエンスPCBでも良かったが、ちょっと急ぎだったのでなるべく早そうな方を選択(加工業者は同じ)。

・10x10 cm
・2層
・1.6mm厚
・10枚
・緑レジスト
・HASL仕上げ
・銅箔厚1oz.

配送方法:FedEx

33.74USD(3647円)

6/19 発注
6/23 FedExに荷物登録
6/25 香港内でいろいろ
6/26 中国着
6/27
午前二時 中国発
午前六時 成田着
午後六時 自宅着

はえぇぇぇ。自作基板の時代来てる?来てない?

以下、加工した基板の話。



■ミリングとパネライズ
発注するにあたって一番の懸念事項が、曲線基板の面付けができるのかということだった。
オーダー仕様書を見ると、どれも直線基板の切り離しが云々みたいなことばかりで、
丸っこい基板を面付けして、外周を削る上でV-cutをということを受け付けてくれるのか??と。
結論から言えばオッケーだった。



使っているのはEagle 7.6.0。
面付けした外周は約10cm四方で、内側に3x4cm程度の基板が4枚。
基板外形は全部20:dimensionレイヤーに。
ミリングを46:Millingに。
削る部分はwidth 2mmで。
Vcut部分は同じくミリングレイヤーにwidth 0mm で書いたうえで、その線の横に「V-cut」の印。

これで加工データを送ったところ、全く指定したとおりに削ってくれました。
基板も手で切り離せる。

出来としては文句なし。国産の高級な基板に比べればシルクが甘いかも?くらい。あとHASLだからかスルーホールのパッド部分は結構盛り上がりますね。表面実装しないからいいけど。

というわけでFusion PCBで基板の面付けとミリングとV-cutは意図したとおりにやってくれたという話でした。

■余談
・ミリングの2mmは根拠なし。
・配送方法一覧の部分で価格が表示されなかった。早く欲しかったからFedEx選んだだけ。基板代だけなら22ドルくらい。
・事情あって4x15cmくらいの基板を作りたい。ライセンス高すぎてむりぽ。。。
・加工控除の集荷が木曜日という噂がある。水曜に発注して金曜に加工仕上がったら一週間待つことになるのだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿